因果関係 [日常生活]
因果応報という言葉をみなさんはご存じですよね。
仏教から由来するものですので馴染の有る言葉です。
広辞苑に依れば、
「過去における善悪の業により、現在における幸不幸の果報を生じ、
現在の業によって未来の果報を生じる事」と有ります。
個人に当て嵌めて簡単に言えば、
自分の善悪の行為が自分や自分の家族や身内の人間に
幸不幸が例外なく必ず襲い掛かると言う事です。
最近では宗教心も薄れ、この言葉も忘れられそうですね。
儒教などは、当に過去のものという感じですから
当然に道徳観念なども気薄にならざるを得ません。
事の善悪の判断も侭ならぬ世の中になって来てしまいました。
国の戦後教育が如何に企業向けのものだったのかを
実感しています。一部の政治家は気づいているようですが
時すでに遅く、その付が、今、国民の上に重く圧し掛かっています。
戦後、企業を育成するための人材確保のために、
教育システムを変換し、原始的宗教・儒教と言った国民に根付いていた
精神の拠り所を邪魔者扱いで排除した結果、
無機質な感情を持った人間を輩出してしまいました。
今、国民は精神を病んでいます。毎年、年間の自殺者3万人以上。
今日も30代の男性が電車に飛び込み、尊い命を散らしてしまいました。
国民の精神教育を忘れた国策が因果応報となってしまいました。
今の世情を考えると、とても夢や希望などは持てそうもないです。
長生きは絶対にしない方が良いのかなと考えています。
2008-10-07 09:53
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